建設業界の"カーボンニュートラル"
2021年10月15日
昨今よく取り上げられている地球温暖化🌞
年々暑さが増しているように感じられますが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
気温上昇を抑えようという取り組みがいま世界各国で行われており、建設業界にスポットを当ててみてみると様々な取り組みがなされていたのでみなさんと一緒に見ていきたいと思います。
まず、『カーボンニュートラル!!』2050年までに実現すると世界各国で宣言(取り組み)がなされており、日本でも昨年菅元首相が宣言していましたね。これは気温上昇の原因となる温室効果ガスの排出量を全体としてゼロ(排出ー吸収=0)にしようというものです。温室効果ガスの3/4を占めている二酸化炭素に重点を置き、世界規模で”脱炭素化”を目指し、各業界にて様々な案を出し研究をし取り組まれています。
日本は世界で5番目に多くの二酸化炭素を排出している国であり、
その中でも建設活動は日本の排出量の大きな割合を占めています。
日本でもカーボンニュートラル実現に向け様々な取り組みがなされており、建設業界での取り組みをここで見ていきたいと思います。
[その1]
★そもそも鉄筋はリサイクル材
・・鉄筋を別名rebarというほどのリサイクル材(re=再。bar=棒)。電気炉メーカーで、鉄筋を製造する際の主原料は鉄スクラップを使用しているという。
(溶かしては製造し、溶かしては製造し・・・の繰り返し)ある種のエコ^^v
[その2]
★環境配慮型コンクリートの活用、開発がなされている。
鉄筋の相棒ともいえるコンクリート。そのコンクリートに環境、温暖化に配慮した取り組みがなされています。
①CO2をコンクリートに封じ込める。
②コンクリート製造時のCO2排出量を削減する。
など数々のゼネコンや大学、企業がそれぞれに開発・研究を重ね現場での活用、活用していく為の取り組みを行っております。ごく一部になりますが興味のある方は下部の参考資料をご覧ください。
これからの未来に鉄筋業界が重要な存在になれるよう、長期的に丈夫な建物(RC造)、技術が重宝されるようサスティナブルな社会の要になれるようにと願っております☆
我々も全力でみなさんを応援、発信をしていく所存であります。
みなさんで鉄筋業界を盛り上げていきましょう!!!
興味のある方はこちらよりご覧ください↓↓↓※参考資料
・清水建設株式会社 「カルシウムカーボネートコンクリート(CCC)」
・株式会社大林組 「クリーンクリート®」
・大成建設株式会社 「T-eConcrete®/Carbon-Recycle(カーボンリサイクルコンクリート)」
・鹿島建設株式会社 「CO2 SUICOM」
・NEDOプロジェクト 「EMCコンクリート®」
(竹中工務店/鹿島建設含め1大学7社)
・株式会社長谷工コーポレーション他12ゼネコン「CELBIC」
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そもそも、温室効果ガス(Greenhouse Gas)とは
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